てんかん発作と間違えるような紛らわしい非てんかん発作(疑似発作)がある。
熱性けいれん
失神
心因性非てんかん発作
てんかん発作の誘因 [編集]
光刺激: 1946年に W. Grey Walter によって科学雑誌『Nature』で発表され、1秒間に 20-50 回程度の光の明滅で発生する。1997年にテレビの子供向けアニメーション番組『ポケットモンスター』の放送中に激しい光の明滅効果により、多くの学童が発作を起こし社会問題に発展した。詳細はポケモンショックを参照。
睡眠不足
発作が起るのでは等の精神的不安感
他者の発作を見て誘発
過度の疲労
仕事以外にも、スポーツを行った事により起こす事もある。
環境の変化
転校やクラス替えによる環境変化、勤務先での異動や仕事の内容など変化、旅行や電車・車移動における環境変化など他人の目からみれば些細な事でさえ発作を起こす場合がある。
「脳波検査などで以下の誘因を使い誘発させあえて発作時の脳波を測定する場合もある」
光刺激→測定中フラッシュを点滅させる。
睡眠不足→検査前日位から当日までの睡眠時間を少ない状態にする。
過呼吸→検査中に必要以上の深呼吸をさせる。
てんかんの種類 [編集]
てんかんには多くの種類があり、種類によっては知的障害などの後遺症を残す場合もある。養護学校などでは、てんかんの危険性がある児童生徒には、倒れた場合の頭部の保護のため、ヘッドギアを付けている。点頭てんかんでは「ヒプスアリスミア」と呼ばれる乱雑な脳波がある。
以下、てんかんおよびてんかん症候群の国際分類を示す:
局在関連てんかん
特発性
ローランドてんかん
後頭部に突発波をもつ小児てんかん
症候性
側頭葉てんかん
前頭葉てんかん
頭頂葉てんかん
後頭葉てんかん
コシェフニコフ症候群
全般てんかん
特発性
良性家族性新生児けいれん
良性新生児けいれん
乳児良性ミオクロニーてんかん
小児欠神てんかん(ピクノレプシー)
若年欠神てんかん
若年ミオクロニーてんかん(衝撃小発作)
覚醒時大発作てんかん
上記以外の全般性特発てんかん
潜因性・症候性
点頭てんかん(West症候群)
レンノックス(レノックス)・ガストー症候群
ミオクロニー・失立発作てんかん
ミオクロニー欠神てんかん
症候群
早期ミオクロニー脳症(EME)
サプレッションバーストを伴う早期乳児てんかん脳症
多数の疾病状態を合併する可能性があるてんかん発作
焦点性か全般性か不明なてんかん
全般性・焦点性発作の両方をもつもの
新生児発作
乳児重症ミオクロニーてんかん(SMEI)
徐波睡眠期に持続性棘徐波を示すてんかん
後天性てんかん性失語(Landau-Kleffner症候群)
明白な全般性あるいは焦点性の特徴を欠くてんかん
特殊症候群
状況関連性発作(機会性発作)
熱性けいれん
単独発作あるいは単発のてんかん重積症
急性代謝障害あるいは急性中毒の時に起こる発作
てんかん患者として知られる著名人 [編集]
俳優
ヒューゴ・ウィーヴィング(俳優)
ダニー・グローヴァー(俳優)
音楽家
アダム・ホロヴィッツ(ビースティ・ボーイズのMC兼ギタリスト)
リチャード・ジョブソン(ザ・スキッズのボーカル)
ニール・ヤング(シンガーソングライター)
大江光(作曲家)
沢田泰司(元Xのベーシスト)
イアン・カーティス(ジョイ・ディヴィジョンのボーカル)
ステージ上で発作を起こすこともあり、自殺の一因になったとの説もある。
ジョージ・ガーシュウィン(作曲家)
多型性神経膠芽腫の最初の徴候として、めまいや短時間のブラックアウトと同時に、焼けたゴムの様な臭いがしていたという。そして、腫瘍を取り出す手術を施されたにもかかわらず、6ヵ月後に死亡した。
芸術
エドワード・リア(画家)
子供の時に発症し、姉のジェーンも頻繁な発作に罹っていて、早世したことから、遺伝からくるものだったのではないか、と推測されている。彼は自身のてんかんを恥じていて、生涯周囲には隠していたという。しかし、自身の日記で各々の発作の様子を記していた。
スポーツ選手
ピート・アレクサンダー(元メジャーリーグ選手、300勝クラブ投手)
バディ・ベル(元メジャーリーグ選手)
トニー・ラゼリ(元メジャーリーグ選手)
フローレンス・ジョイナー(陸上選手・ソウルオリンピック金メダリスト)
作家
フィリップ・K・ディック(SF作家)
フョードル・ドストエフスキー(作家)
ビョルンスティエルネ・ビョルンソン(作家、ノルウェー国歌の作詞者)
晩年に脳卒中に倒れた後、部分てんかんに罹った。
ギュスターヴ・フローベール(作家)[1]
宗教
ピウス9世(カトリック教会の司祭)
ジャンヌ・ダルク(カトリック教会の聖女)
ギュイヨン夫人(神秘主義思想家)
ジョセフ・スミス・ジュニア(末日聖徒イエス・キリスト教会の設立者)
リジューのテレーズ(カトリック教会の聖人)
パウロ(新約聖書の著者の一人)
アビラのテレサ(スペインのローマ・カトリック教会の神秘主義思想家)
慢性的な頭痛や一時的なブラックアウトに悩まされ、酷いときには4日間も昏睡状態に陥ることもあったという。
ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ(イスラム教の開祖)
側頭葉癲癇が、彼にインスピレーションを与えていた原因の一つである、という分析がある。
エゼキエル(預言者)
スウェーデンのビルギッタ(スウェーデンの聖職者)
学者
ソクラテス(哲学者)
エマヌエル・スヴェーデンボリ(科学者・政治家・神秘主義思想家)
南方熊楠(博物学者・菌類学者・民俗学者)
幻覚を引き起こす強直間代性発作にかかっていた。死後にMRIで調べた結果、側頭葉癲癇の傾向と一致していたことが判明した。
カール・グスタフ・ユング(精神科医・心理学者)
幼少時、失神を伴う痙攣発作をたびたび起こしていた。[2]
君主・王族
ミカエル4世(東ローマ帝国マケドニア王朝の皇帝)
イヴァン5世(ロマノフ朝第4代のモスクワ大公)
ジョン(イギリス王子)
ヴェストマンランド公エーリク(スウェーデン王子)
フェルディナント1世 (オーストリア皇帝、ハンガリー王、ボヘミア王)
政治家
ガイウス・ユリウス・カエサル(軍人・政治家)
ハリエット・タブマン(奴隷解放運動家)
イーダ・サクストン・マッキンリー(ウィリアム・マッキンリー第25代アメリカ合衆国大統領夫人)
ナポレオン・ボナパルト(軍人・政治家)
夜中に短時間しか眠らなかったというエピソードは、睡眠中に発作を起こすため、連続した睡眠が得られなかったことに起因している。なお、彼は一般に「3時間しか眠らなかった」と言われるが、実際は昼寝をしていて、それを含めれば6~8時間に達していた(当時彼に仕えていた人の日記などからそう判断される)。
ウラジーミル・レーニン(ソビエト連邦建国者)
亡くなる最後の数ヵ月前に発病し、てんかん重積が原因で死亡した。ちなみに、その発作は50分間も続いた。
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